Aochi Daisuke青地 大輔

岡山県岡山市在住。Blue Works PHOTO & DESIGN Office 代表。
主に建築家や美術家の表現することをより明確な形に記録、宣伝ツールのための撮影をおこなう。
2004年から2015年までは、瀬戸内海(岡山)の離島「犬島」で人材の育成と発掘・地域づくりに取り組みながらアートプロジェクト犬島時間を企画・主催。
2009年 岡山芸術文化賞功労賞、2013年 福武文化奨励賞、岡山市文化奨励賞を受賞。
2014年 イオンモール岡山 Arts haremachiのアートディレクターを担当。プライベートは瀬戸内の海で水平線の赤い月を撮影している。

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犬島でのプロジェクトに区切りをつけ、瀬戸内海で水平線の月を撮るようになり7年ほど経った。
それと同じタイミングで、鷲羽山から打ち上がるニューイヤー花火を観覧車越しに少し離れた場所から見ることが、僕の1年の始まりとなっている。
世界に猛威を奮うコロナウィルスの影響により多くの花火大会が中止された。
しかし、鷲羽山だけは新年と夏に短い時間ではあるが、いつも通りに打ち上げてくれている。
打ち上げ花火には「音魂」と言い邪気を払う力がある。
この大きな火のエネルギーにはネガティブな気持ちを燃やしてくれる働きがあると言われている。
そして、ライフワークとして撮影している水平線の月。岡山の西のエリアには水平線がない。
直島諸島を境に西のエリアには、大小様々な島が多く密集しているからだ。
が、最近は水島コンビナート越しに月や太陽を撮影することもライフワークの1つになりつつある。
煙突のケムリに燻られ歪むそれらの様子もなかなか興味深い。

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